
トラックを使っていると雨や紫外線や使い方によって荷台はボロボロになっていきます。
荷台の材料が合板等で作られている場合は、どうしてもボロボロになるのはしょうがないこと。
しかしボロボロになった板を新しくしたいけど変え方がわからないし
どうやって綺麗な木材に貼り替えたらいいんだろう?
専門業者に頼むと十数万円かかるようです!業者は高い!そりゃそうだ!

そんな金はないし払えない!!高すぎるぞ!!
と、こんな悩みを抱えたあなたに朗報です。
私が実際にトラックの荷台を張り替えてみました(^^)/しかも一人で1日で!
自分でやっちゃえば、材料費と必要工具だけでいいので、大幅なコストカットが見込めます!!
今回私が実際に知人の依頼でトラックの荷台を修理したので、詳しく解説していきたいと思います!!
とりあえずどんな感じで張り替えたか、動画で見てみたい方はコチラ↓
私、家具職人マサルのユーチューブ動画で全体の作業風景は分かるんですが、細かい詳細は文字の方がわかりやすいので。
画像と一緒に解説していきたいとおもいます!
目次に行く前に
今回私が実際にやってみた作業内容の流れを説明します!
まず今回の作業目的は、ボロボロになっているトラックの荷台の木の板を取り外し、新しく合板等のベニヤ板を取り付けることが目的です。
ボロボロの木の板のままだと、穴が開いてしまったり、重たい荷物を載せた時にぶよぶよで重たい荷物を載せられないと言う問題が発生しているはずです。
この問題を解決するために,板の交換を行います。
手順としては、
1ボロボロの荷台に敷かれている板を全て取り外す
2板を固定するために、打ち付けていた釘(クギ)を取り払い、新しく合板(ベニヤ板やコンパネなど)を敷ける状態にする。
3車体の荷台のフレームに合わせて、コンパネの寸法をカットする。
4コンパネを固定する前に、コンパネの小口を油性塗料で先に塗っておく。(後からだと塗れなくなるため)
5コンパネを荷台に敷く。
そして固定するために、車体フレームに直接鉄鋼ビスを必要な量を止める。
6コンパネの表面を油性塗料で最低でも2度塗りする。
7乾けば完成!一日以上は乾燥時間を取るべし!!
こんな流れで作業をやりました!
さて、それではそれぞれのもくじの内容を
それぞれ深堀りして、トラックの荷台のdiyの全てを教えます!!
DIY超初心者さんは、厳しいと思います。電動工具や手道具をある程度持っている中級者以上のDIYヤーがチャレンジできるレベルかなと個人的にに思います。しかし、初心者でもやってられなくはないと、私は思います!!やる気が一番大事!!!自信ないけどやってみたい!!困ったら私に相談ください(^^)/
もくじです
1必要な材料と必ず必要になる工具・電動工具
まずはトラックの荷台の板の張り替えにおいて
・どんな工具・電動工具が必要か?
今回私が使った、用意した物の一覧です。他にも数点購入したんです無くても大丈夫だったので。
これだけあればいけます!
・コンクリートパネル型枠用針葉樹合板 厚み12mm 必要枚数
・合板を止めるための鉄鋼ビス100本ぐらい
・下穴キリ(鉄鋼ステンレス量用) 1本
・油性塗料
・油性塗料を薄めたり、ハケを洗うために使うペイント薄め液
・塗料を塗るためにハケとバケツのセット
・手袋
・筆記用具一式
・掃除道具一式
・ゴミ袋
「必要工具」
・釘抜きバール 大
・かなづち
・ヤスリ
「電動工具」↓
・電動ノコ
・インパクトドライバー
・サンダー
これらの工具は板の貼り替えをする上で最低限必要になります。
DIYをある程度経験させている方は今回の作業が出来ると思いますが、
経験がない方はちょっと厳しいとおもいます。
2今、現在の状態を把握する
現状のトラックの荷台の状態を把握します。
私が見た限りでは、基本的には重ねて貼ってある板が、ビスで固定しているだけ。
それらクギやビスを抜いていけば、板は取れる状況でした。
万が一抜けなくても、釘抜きバールで強引に抜けるかなと思いました。
釘が折れて、先の方が少し残ったところを、サンダーで削る感じかな。
3ボロボロの板をはずす作業からスタート
上段に敷かれている板をとりはずします。インパクトドライバーを使って、ビスを取り除いていきます。
上段の板を取り外すと、2段目の板があらわれました。この2段目のの板がかなり反っていて使いづらかったから、
上から板を重ねて使ったと思われます。この2段目の板もビスを抜いて外していきます。
2段目の板を取り外すと3段目のの板が現れました。この板が、このトラックに正規で取り付けられていた一枚板でした。ボロボロです(笑)かなり朽ちていて、
ビスを抜かずとも、とれてしまいました。これで、板はがしは完了です。
4ボロボロの板を止めていた釘を取って、用意した新しい板(合板)を取り付けられる状態にする
今回一番大変で、しかも時間がかかった作業が釘抜き作業です。
先ほど取り除いた一枚板に車体のフレームバーめがけて(鉄くぎ)かなりの本数打ち込んでいました。その鉄くぎが簡単には抜けないんです( ノД`)シクシク…
一本一本釘抜バールで抜いて、途中折れたりもするので、サンダーで削って平らにしたりすること一時間くらい。きれいに抜き終えました。
5車体の取り付けられているフレームの位置を確認して用意した新しい板をカットする。
お次はトラックに新しく敷くコンクリートパネル12mm厚を、車体フレームの幅に合わせてカットしていきます。
車体フレームの位置が微妙な間隔で入っていたので今回のトラックではコンパネ5枚使いました。
6新しい板を実際に仮に並べて問題なければ、合板の小口だけ先に油性塗料を塗る
車体フレームに合わせて合板を切り終えて、サイズもOKな事を確認したら
つぎはコンパネの小口に油性塗料をぬります。
ここで注意なんですが、今回使用しているコンパネは
・型枠用針葉樹片面塗装合板です。
片面に塗装が施されているので裏面を塗らずに済んでいますが、
普通の合板を使用する場合は両面に油性塗料を塗る必要があります。
今回の作業では時間短縮の意味もあって、型枠用の塗装コンパネを使用しました。
小口から水分が侵入して、劣化を速める可能性があるので、小口部分にもしっかり
塗料を染み込ませてあげます。
7車体のゴミや汚れを掃除して合板を並べる
合板を並べる前に、木くずや鉄粉などのゴミや汚れを取り除きます
8鉄鋼ビスでフレームめがけて固定していく
コンパネをトラックに敷いて、鉄鋼ビスで車体フレームの部分にビス固定していきます。
9表側を前面油性塗料で塗る。最低二度塗り。乾いたら完成
コンパネを鉄鋼ビスでガッチガチに止めたら最後の仕上げです。
塗る!!!
以上!!なんですが塗るために用意したコロコロで
コロコロさせていきます。刷毛(ハケ)だと塗れる面積が少ないので
コロコロでガンガン塗っていきます。
10まとめ(実際の費用なども紹介)
トラックの荷台を張り替えてみた!いかがでしたか?
今回の記事と動画も合わせて見ていただければ、おおまかな感じはつかめるのではないかと思っています。
・型枠用コンパネ5枚 7500¥
・油性塗料4リットル 7500¥
・鉄鋼ビス100本 1000¥
・下穴キリ 1000¥
・塗装道具一式 1000¥
合計 18000円~20000円位でイケちゃいます!
もちろん細かい工具は必要になりますが、業者様にお願いするよりスーパーコストカットできるはずです。
あら?私でもできるかも?って思ったあなた!
自分でやっちゃいましょうよ(^^♪以上です
最後まで読んでいただきありがとうございました。家具職人マサル