
こんにちはマサルです
ツイッターのDMで私に質問が届きました。

「こんにちは。はじめまして。
僕は現役高校3年で、将来家具職人になりたいと思っています。
悩んでることがありまして、
・職業訓練校や専門学校に行って学んでから就職活動したほうがいいのか?
・実践で学ぶ事が一番の近道。就職して実践で学んでいく方がいいのか?

要するに家具職人になりたい、どのようなルートが最適か?という質問ですね。
これから家具職人を目指す高校生からの質問に正面から向き合っていきたいと思います。
先に家具職人になりたいと言ってる高校生からの質問に対し、
わたくしリアルガチ家具職人マサルの結論を言っておきます。
と、わたしは思います。
しかし一方で反対意見もあると思います
・基礎学習なんて時間の無駄。
どちらが絶対正しいなんて正解を出せる人はいません。
どちらも一長一短です。しかし私は
あなたがまだ若いのであれば、
時間をかけて基礎をしっかり学ぶ道を選ぶべきだと強く主張します!
その理由はこれからお話しします。
1なぜ基礎を学ぶ必要があるのか?
家具作りの仕事はもちろんですが、なんでも基礎は大事。
もう一度言いますが、基礎は大事!!
家具作りのの仕事で家具職人の仕事でも基礎的な知識や技術をしっかり
体に叩き込むべしです!!そうすると、後が楽になります。
あの時しっかり基礎勉強やっていてよかったと思える日が必ず来ます。
逆に業界の知識も何もない状態で就職すると、会社や職人の考え方により若手の成長具合は、かなりの差が出ます。
職人は先輩の仕事を見て習う=見て習うから「見習い」なんですが、
もしこんなスタイルでやってたら、めっちゃ遠回りですし、大変なのは明白です。
令和に入っても、家具製造業界の会社で昭和の流れを強く受けている会社はたくさんあります。
要するに、仕事のスキマ時間で自分で覚えろ!!みたいなスタイルだと
当然基礎なんて見につかないし、中途半端なレベルの上がり方になると最悪です。
あれは出来るが、こっちはよくわからないみたいな状態になって、結果、基礎を学んでおけばよかったと、思うことになります。
2なぜ若いのであれば基礎勉強したほうがいいのか?
上記の話とも被る部分があるんですが、あなたがまだ20代前半であるなら、基礎をしっかり学んでから、就職してスキルをたかめることを強く勧めます。
20代なら人生はまだまだ長いし、時間もある。基礎を学ぶということはとても大切なことです。
少し遠回りに感じるかも知れないですが、長い目で見たときに必ず、「あの時頑張ってよかった」と思う日が必ず来ます。
なぜこんなことが言えるのか?それは私が今、強く感じているからです。
私の過去話になるんですが、
私は28歳の時にリーマンショックがあり、当時勤めていたTVの部品製造関係の仕事が倒産し無職になりました。
それから、過去の経験を活かして、もう一度木造大工になる事を決めたんですが、
基礎を学んでいなかった。ここでいう基礎とは、手道具のことをいっています。
ここで言っている手道具とは、鉋(カンナ)鑿(ノミ)ノコギリなどのいつも使う道具のことです。
これらの正しい使い方を一度学んでから、就職したほうが将来困らないだろうと仮説を立てて
わたしは職業訓練校で一年間修行しました。
結果、大工にはならずに家具職人の道を選んだんですが、体に染みつかせる事が出来ている道具の使い方の基礎が私の家具作り人生の柱となっています。
私の家具職人になったきっかけの話はこちら(記事作成中)
3人生急がば回れ

人生急がば回れです。さっさと就職して、立派な家具職人に目指したい気持ちでいっぱいでしょうが、
そこは少し冷静になって、考えてみてほしいです。会社選びはギャンブル要素が高いです。はずれを引いてしまったら多くの時間を奪われる事になります。
ブラック会社を辞めても基礎がしっかりしていれば、よその会社でも通用する確率は高くなります。
やり直しはいくらでもできます。ぜひ、急がば回れの言葉を思い出して基礎を学ぶ道を考えてほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。家具職人マサル
追記
私は学生時代に、「家具職人」という職業自体知りませんでした。当時、知っていたのは大工さんくらいです。
「物を作り出す仕事がしたい」そんな気持ちが強かった高校生の時の私は木造大工になることしか考えていませんでした。
なので、勢いで就職するのもありっちゃありですが、それはすすめられない。
これからあなたの時間を大量に消費して働くことになる仕事を、
ギャンブル要素が強い状態で挑むのはもったいなさ過ぎる!!!
失敗しない木工会社の選び方をかんがえてみました!!
木工会社に就職するまえにまずは情報を集める事です!!
どうやって家具職人の情報を集めるのか??
こちらの記事をチェック(記事作成中)